虹ヶ咲3rdライブ感想(楽曲編)・備忘録
前回は3rdライブ全体の感想で、あまり楽曲のことは話してなかったので、今回はDAY1の全曲にコメントしていきます。
なんなら楽曲が良いからライブに行ったくらいなので、めちゃめちゃ話します。
- 01.虹色Passions!
”期待”の一言では収まらないくらい、楽しみにしていた曲です。毎週のアニメを駆け抜けた神OP。歴代のラブライブシリーズOPの中でもかなり好き。
シャッフルフェスでまさかの初披露(しかもフルサイズ)となりましたが、あれは3rdライブが出来なかったとき用の「とりあえず観客の前で虹パはやっておこう」という保険的な意味合いだったのかな、とか思ったりします。
が、何よりも衣装ですよ衣装。この虹パ衣装+虹パを目に焼き付けるためにメラドに行ったと言っても過言ではありません。
キャストは会場中央の出島から登場し、そこで初めて今日のキャストの姿をお目に掛けるわけです。
・・・・・・髪色最高では!?!?!?!?
前回の記事でも触れたように、楠木ともりさんは第3話挿入歌「DIVE!」に合わせた青の毛先カラー、鬼頭明里さんも彼方カラーに染めていられて、TVアニメ、そしてこの3rdライブへの気合いが真っ先に伝わってきて、オタクは胸が一杯でした。他のキャストのやる気も、歌と振付とファンサからひしひしと伝わってきて・・・その空間に居られること自体が幸せでした。
「一緒に歌おう!」を天王寺璃奈と中須かすみに歌わせた運営は天才。落ちサビの村上さんによる想いの詰まった全力の「夢色Passions!」には毎度泣かされます。もうこれだけでメラドに来た価値がありました。最高の楽曲と最高の衣装で、最高の3rdライブは幕を開けました。
- 02.CHASE!
アニメ1話挿入歌。楠木さんの体調のこともあり、やらないんだろうなあと思っていた曲だったので、驚いた上にめちゃめちゃアガりましたね。DAY1では周りのお客さんもどよめいていました。
しかしリアル炎がリアルに熱い。これでは燃えてしまいますよかすみさん!!!!!!!!!!
優木せつ菜のアツさ(物理)を感じられる時間でした。
ちなみに私の席はアリーナのS5で、前から二番目&ステージ左側のブロックでした。
- 03.Dream with You
イントロ無し。大西亜玖璃さんの呼吸が聞こえ、歩夢のアカペラから始まる完璧なアニメ再現。この圧倒的ヒロインオーラはどこから来るのだろう…。ステージにいたのは上原歩夢そのものでした。
歩夢は可愛らしい振付が多いですよね。まだ「一人じゃないから飛び立てる」と、捉え方によっては未熟な歌詞が振付に表れていてすごいと思います。
あと、ライブ前は曲の振付って1番までしか出てなかった(MV)のですが、2番・ラスサビも1番と同じ、もしくは1番をパワーアップしたような振付でアニメを踏襲していた点もポイント高いです。アニメを壊すことなく、アニメの世界に浸れた大きなポイントだったと思います。ラブライブに関係なく、私はサビの歌詞ですら1番も2番も最後も同じでいいだろうと思っている派なので、余計にでした。
- 04.Poppin'Up!
「歩夢センパイ!世界で一番可愛いのは”かすみん”ですからね!!」
でもアニメダイジェストが続くのかな~ダレるな~と思っていたので、その不安を吹き飛ばしてくれて良かったです。おかげで歩夢のステージも吹き飛ばしましたけどね。
アニメMVの衣装を見た時から「このスカートのボンボン感は絶対ライブで再現してくれるわ」と謎の確信をしていたので、この衣装で相良さんが登場したときの衣装さんとの解釈一致に心の中でガッツポーズでした。
歌詞に合わせたセルフィーの演出を用意した運営や、落ちサビで見せる中須かすみの本心を表現する相良茉優さんには頭が上がりません。世界で一番可愛いのはかすみんだよ・・・。
- 05.DIVE!
青のカラーが活き過ぎていますよ・・・。
軽快で小柄な体から爆発する叫びのような歌声は優木せつ菜そのものでした。ライブでは暴れたい曲ですね~。
- 06.サイコ―ハート
意外にもライブで化けた楽曲選手権優勝でした。いやこれは楽しすぎる。振付といい、サビの高揚感といい、何より村上さんの思う”楽しい”が溢れ出していました。
パフォーマンスを見ていて分かる通り、運動量が凄い上に間奏もほぼない、相当ハードなことが想像できる曲です。しかし村上さんはその間奏すら観客を煽ることに徹して、「宮下愛はここまでする(彼女にとってはなんのことでもない)」をそのまま体現していたのに泣けてしまいましたね・・・。感動をありがとう。
- 07.La Bella Patria
指出毬亜さん歌バケモン上手すぎませんか?アーカイブ配信を期間中毎日見ていたのですが、見るたびにその凄さを実感し、どんどん好きになってしまいます。CD音源超えるラブライブ声優はちょっとやばいですね。
2番のサビで私のいるステージ左側を向いて踊ってくれたのが嬉しかったです。
- 08.ツナガルコネクト
はい。神です。
というのも、私をアニガサキにちゃんと沼らせてくれたのは、第6話とその挿入歌である「ツナガルコネクト」でした。現代的で共感マシマシな悩みを抱えた璃奈と、その克服の第一歩となったキャッチーで気持ちの良いメロディは完全に虜でした。
この曲を聴くために、この曲をパフォーマンスする天王寺璃奈を見るためにメットライフドームまで来たようなもんです。もうライブに当たった瞬間からこの曲のことしか考えていませんでした。
YouTubeのMVも異例の250万回再生を超え(2021年5月16日現在)、私だけでなく多くの人が期待していたのだろうと思います。その期待に、いや、期待以上に衣装・ステージング・キャストの全てが応えてくれました。
特にラスサビの電飾とVJ。天王寺璃奈一色に染まったステージを見て、涙を流さずにはいられませんでした。本当に最高だった。
アニメでは尻尾みたいになってたDockコネクタ Dockとか死語でしょ を後ろで纏めるのは上手い表現だなあと気付いたのはアーカイブを観てからでした。
- 09.Butterfly
神。この曲を観るためにメラドに来たようなもんです()
この曲はストーリーももちろんですが、それ以上に”ラブライブにKawaii future baseの曲が出来た”ことが衝撃でした。アニメで流れた時、「は???????」と動揺を抑えずにはいられませんでした。
future baseは楽曲のジャンルの一つで、サビの独特なベースリズムが特徴です。有名な所ではPerfume「無限未来」「If you wanna」やその作曲を手掛ける中田ヤスタカ「White Cube」(カップラーメンCM曲)辺りでしょうか。もっと沢山ありますが。
私はこの手の楽曲がめっちゃ好きで、一時期”Kawaii future base作曲者漁り”をしていたぐらいなのですが、まさかラブライブで聴ける日が来るとは。それも大人しく可愛い声で歌えるCV.鬼頭明里さんで、future baseをやるのが本当にわかっていますよね。「作曲者誰だ!?」と思いEDクレジットを確認したらまだ無名の方のようで。いや無名でこの作曲は凄い。すっかりファンです。
言い忘れましたが、「ツナガルコネクト」の作曲はボカロPのDECO*27さんでしたね。どおりで耳に残る楽曲だと納得しました。
そんなことで、「Butterfly」は確実にライブ映えする曲・低音を浴びたい楽曲で期待大でした。そして現地行ったらば鬼頭明里さんは完全に近江彼方でへそ出しだし、シャボン玉は飛ぶしで、アニメで見た「Butterfly」がまんまそこにありました。久々に爆音で聴くfuture base、最高だったなああああ!!!!!
- 10.Solitude Rain
この曲もアニメ放映時から強かったですね。しっかりした四つ打ちに乗せられた低い低いベースと高速ピアノが”高まり”でした。
しずく曲にこんなクールでアグレッシブな曲を充ててくるのは当時ちょっと驚きましたが、しずくの新しい形の演技を観れて良いものとなりましたね。飛んだし。「Butterfly」のシャボン玉が割れて丁度雨みたいになってるのは面白い演出でしたね。
- 11.VIVID WORLD
知ってましたよ、この曲がメラドを制することは。爆音スモークは予想できなかったけど。
この「VIVID WORLD」の編曲はTeddyLoidさん。また作曲者の話で申し訳ないのですが、朝香果林との関係はかなり深いです。
エレクトロニック・ダンスミュージックと言ったらこの方!と言っても過言ではないくらいTeddyLoidさんは有名。2016年には、”海外で最も再生された日本人アーティスト5位”に入っている凄い方。ちなみに先程の”Kawaii future base”はこのダンスミュージックの孫みたいな感じです。
そもそも果林さんの楽曲は、1stの「Starlight」からゴリゴリのダンスミュージックでしたし、ユニットのDiverDivaもその傾向が顕著に表れています。そんな中で満を持してのTeddyLoidは”本家登場”感があって、私的にもアツかったですね。
アニメ9話で果林さんが出ることになった”DIVER FES”についてですが、実はお台場では毎年”ULTRA JAPAN”というフェスが実際に行われているんですよね。この”ULTRA JAPAN”ですが、アニメ9話にあったように「いろんなジャンルのミュージシャンが参加する」イベント。そしてTeddyLoidさんはこの”ULTRA JAPAN”に出演した経歴をお持ちです。実際、アニメ内の”DIVER FES”のステージセットは”ULTRA JAPAN”そのものでした。
・果林さんの曲はダンスミュージック傾向
→それならお台場の”ULTRA JAPAN”が雰囲気に合う
→→出演経歴があるTeddyLoidさんの曲にしよう
みたいな流れが想像できます。果林さん楽曲の方向性と舞台がお台場という点が合わさった故のキャスティングですかね。DECO*27さんの「ツナガルコネクト」、Kawaii future baseの「Butterfly」と来ていたので、知ってるDJ・プロデューサーがもしかしたら・・・と思っていた矢先だったのでアニメEDのクレジット見てぶちあがりました。
そんなTeddyLoidさんの楽曲がライブ映えしないわけがない!と思い、これもライブに行くきっかけの一つでした。
ダンスミュージックがライブ映えしないわけがないんですよね(うるさい)。
それをパフォーマンスするのが久保田未夢さんというのも最高。バキバキの楽曲をフレキシブルに踊られる姿は朝香果林そのものでしたね。レーザーも”DIVER FES”を彷彿とさせる程飛びまくってました。いや~まじで、立つどころかスタンディングで聴きたい。DiverDiva絶対ライブ行きます。
しっかしスモークがうるさかった()
- 12.Awaking Promise
歩夢大解放曲。「Dream with You」よりも、全体的に身体全体を伸び伸びと使う振付がめちゃめちゃ好きです。衣装にも濃いピンクと大きなリボンが付いて、歩夢の今の心境を可視化させています。
「希望の花が咲いていくよ」で大きなリボンを満開の笑顔でお客さんに見せる演出が憎いですね。
- 13.夢がここからはじまるよ
同好会が出来て、9人それぞれがソロ楽曲を持ち、スクールアイドルフェスティバルの開催まできました。SIF、そして歩夢を支えていた(掻きまわしても居ましたが)のは侑ちゃん。その侑ちゃんへの歩夢と同好会全員からの感謝。アニメでは唯一、全員で歌う挿入歌でした。
楽曲がはじまる前、歩夢のコメントを大西さんが侑ちゃんへ送ります。そして画面に映し出される侑ちゃん役の矢野妃菜喜さん。そしてそこにはピアノが。
いやーめちゃめちゃ泣きました。この曲で涙腺が崩壊することはライブ前から分かってはいたのですが、予想外の展開でした。9人から侑ちゃんへのサプライズがあるといいな~と思っていましたが、逆に我々が大サプライズを受けてしまいました。
「夢がここからはじまるよ」
いい歌詞ですよね。虹ヶ咲の夢はまだまだここから。
しかしこの運営はほんと鬼ですよね~() またキャストにピアノ弾かせる(未経験)のかって。
- 14.NEO SKY, NEO MAP!
アニメED曲かつアニメでは唯一の畑亜貴作詞曲。
傘を持った振付がとにかくとにかく可愛くて、一人一人のソロアングルが欲しい。
前回のブログでも言いましたが、TVアニメ曲を最初からこのネオネオまでぶっ通したのは最善の構成でした。アニメに浸れましたから。虹ヶ咲ももちろんですが、”アニガサキ”ファンも多くいるわけで、その世界観を崩すことなくここまでやり切る構成は素晴らしかったです。
- 15.Sweet Eyes
想いの詰まったMCから初披露の全員曲。純粋なラブソングで、聴いてて自然と笑顔になる多幸感に満ちた楽曲ですが、最後の方にこの曲をやるのは最高ですね。
とにかく”多幸感”なんですよ。ここまでアニガサキ愛に溢れたライブをやり切り、ライブ本編は終わりに向かう中、トロッコに乗ったキャストによる「Sweet Eyes」がもたらす幸せ空間。ちょっぴりの切なさが癖になります。今後のライブで毎回最後にやって欲しい。
相良茉優さんがひたすらに可愛かったです。レスくれたと思ったのでレス貰ったことにしてます。
- 16.全速ドリーマー
この曲もこの位置が似合う曲でしたね。「Sweet Eyes」やったからやらないかなーと思っていましたが、全然やってくれました。疾走感と期待感が同居するラブライブの縮図のような曲で、そりゃ好きになるわって感じの曲です。大好きです。
相良茉優さんが可愛かった。
- 17.未来ハーモニー
本編ラストを「未来ハーモニー」にしよう!と言った人は誰なんですかね。天才ですよねこの終わり方。
アニメOP曲に始まり、実質アニメ0話の「未来ハーモニー」で締める。リリース当時はまだ無かったアニメ曲の衣装を纏って。これ以上のアニメ愛に溢れたライブがありますかね。私は虹ヶ咲ファン歴は1年も経ってないのですが、ずっと追って居た方々にとっては、涙なしには観れない楽曲だったのではないでしょうか。
- EN1.無敵級*ビリーバー
まさかこの曲をやってくれるとは・・・
お客さんがいる前での披露が叶ってなかった中須かすみソロ曲です。中須推しワイ大歓喜。純粋に大好きな楽曲だったのではちゃめちゃに嬉しかったです発狂寸前でした。
- EN2.TOKIMEKI Runners
9人で始まった虹ヶ咲。9人でやるトキランはきっとこれが最後でしょう。虹ヶ咲の一つの時代が終わりました。
- EN3.Love U my friends
大好きな曲です。田中ちえ美さんが「時々ぶつかって~」って歌いながらひょこひょこやってくる振付が好きなのですが、今回はトロッコだったので見れませんでした。リベンジです。
- EN4.NEO SKY, NEO MAP!
アニメ編の締め、そして3rdライブ全体の締めとして再び歌われたこの曲。色んな意味が込められているはずです。最後には10個の傘が揃いましたね。
これまでの虹ヶ咲の集大成、そして新たなスタート、「夢の始まり」がこの楽曲には詰められていました。
この記事、アーカイブ配信最終日にアーカイブ流しながら書いて、最後に大好きな「虹色Passions!」を聴いていたのですが、本当に良いライブだったな~~と大声で叫びたいですね。愛が詰まったライブは正義であることを改めて思い知らされました。
オタク人生の中で一生の思い出でした。虹ヶ咲最高。